雑記もろもろ。

オタク的所感の備忘録

FGO2部2章クリアして特にうなったとこと気になったとこ

グランスノーファンタジー終わりました。
炎の快男児イカレもといイカしたキャッチコピーでしたね。CV若本


今回キャッチコピーが極めて秀逸で、消えぬ炎、というワードがかなり重層的に種々の要素にかかっていたのが強烈に印象に残りました。
パッと思いつくだけでも山嶺の炎、炎の館、愛と妄執の炎、マシュの強い意志、スルトの存在、ワルキューレ達、オフェリアのトラウマと意志などなどなどなど…
炎を主題にした物語は多々あれど、ひとつの物語の中にこんだけ懸けてくるのってなかなか珍しいし上手く活きてたな、ってのがまず抱いた感想です。

そしてそれを束ねて締めるワードに快男児w
このシナリオのキーとなるナポレオンのキャラ、確かに快男児は快男児なのだけど実態は好漢、熱血漢、益荒男あたりが適当なのでは?ってのが正直なとこなのですが、
ここをあえて快男児と締めるセンスにうなりました。もちろんいい意味で。
まずこの第一印象のネタっぽさとシナリオに乗る型月的ギャグって結構相性いいと思うんですよね。
こんなネタっぽい売り出しされたら唐突にギャグされてもそこまで違和感は沸かないよね、ってのと(ないとは言ってない)
そして最後を飾る熱血展開、ここで快男児という言葉の本来の意味を鮮烈に印象づけられる、と。1粒で2度おいしい。
話それるけど個人的にはナポレオンの言動、特に最期はCV若本なんですね。次世代に希望を遺すノリのいい、締めるとこは締めるおっさんといえば若本なんですよ。
若本鯖実装されないかなぁ。


ストーリーについてはほぼ全て楽しめたし、設定について新しく出てきた情報もしっくり入ってきているのだけど、唯一腑に落ちなかったとこ1つだけ挙げるとやっぱ第4節、定めの日。
何であんな安直な理不尽な死から助けました、おしまい!で終わったのか本当に謎。
物語の外、枠組みの話になるのだけど、別にこちらの世界の正義に則って約束された(理不尽な)死を回避する展開自体は全然構わないとしても、
そうやって間引く事に意味がある世界のルールを破る事に対する弊害、しっぺ返しが今回何もないんですね。
女王が罰しない、ってところはスカサハ(どうでもいいけど立ち絵がクソコラっぽくて笑った)のキャラにしっかり裏打ちされてるけども、
間引かない事で当然発生する食糧の問題、約束された死は回避してもいいものなのでは、という希望を与えてしまう事で初めて生まれる死への恐怖、システムへの懐疑、といった話、
あるいは何で私達にそんな希望を与えたのか、と詰め寄るような。今回の主人公とマシュのこの件に対する言動はあまりにも安直で、
これまでもそうだったように自分達の行動がもたらすその世界の人々への影響、責任といったものがここだけは全くなかった。
というか、これまでなら今挙げたような展開になって正義を自問する、だとしてもッ  っていう葛藤や彼等なりの答えを出す展開は少なからずあったのだけどそうならなかった、
その理由は集落に暮らす子供達の変わらぬイノセントさにだけ拠ってる、ってのが、つまらない、面白くない、とかいった感情を超えてなぜそうするのだろう、と凄く不思議でした。
色々とらしくないなぁ、と。


疲れたからここまでにするけどその他要素、シグルドのギミックや戦乙女達、スカサハのキャラやシトナイちゃん!!!!!!!!!!!!!
そしてあのキャラゆえのラスト展開などなど、徹夜でクリアするぐらいにはしぬほど楽しめたので100点満点中10000000点くらいです。万歳🙌