雑記もろもろ。

オタク的所感の備忘録

リリカルパーティVIの感想(イベントパート)

リリカルパーティVIが無事終わりました( ;∀;)
奈々さん絡みイベにしては珍しい開演前のかなりの大雨、体が不調なのに加えてのあれで外であんまりご挨拶や雑談する気力がわかなくて早めに入場してしまったんだけどそれだけが心残り(´・_・`)



リリパのイベントパートは昔から感じてる事があって、リリカルなのはのイベントじゃなくてリリカルなのはを題材にバラエティをやるキャスト達を見るイベント、
ってのが自分の頭の中にはあります。正直なとこ、このキャラの○○がいいよね、とか話のここがいい、みたいないわゆる舞台挨拶的内容のトークやってほしいな、ってのが昔はあったんですが、
皆がワイワイ騒いでるの見たらなんか楽しそうでどうでもよくなっちゃって、最後にライブパートで一気に帳尻合わせしておつりがくる、みたいな?
リリパとは違いますが、昔ACEで制作中の2ndA'sのキャストトークがあった時に頭っからバラエティが始まったのには苦笑したし(その後ちゃんとトークしてたけど)、
リリカルなのは絡みのイベントはそういうものなんだ、という固定概念を踏まえた上で今回のイベをみるとやっぱいつも通りのリリパだったなー、って。



イベントパート始まってまず感じたのが「鷲崎うるせーw」と今日は絶対オンタイムでいきます、と言わんばかりの強固な巻きの意志。
これまでのリリパの醍醐味(?)の1つってキャスト達の盛り上がりから始まる奔放な大脱線もあったように思うんだけど、それが削られそうなのはちょっとさみしいな、
ってのを1つ目の企画終わるぐらいまで感じてました。ただ、時間通り終わる事のメリットは言うまでもなくとても大きくて、
あとはその醍醐味殺した上でもいかに楽しいトークが見られるか、ってとこだったんですが、キャストさん達も鷲崎さんも必死でがんばってるな、
ってのが最初の印象で、なんか巻く事が目的になりかけててトーク自体の面白さが損なわれかけてるかな?、ってのが正直。

ただそれはいつの間にか感じなくなってて、あの巻きのスピード感の中にもいつものに近い自然なトークの楽しさがにじみ出てたようには。
それが何でかって考えたら鷲崎さんと一条さんがめちゃくちゃツッコミがんばってたからなそんな気がします。
最初はわっしーのツッコミに「お前ら何やってんのw」っていうちょっとしたトゲトゲしさも感じたんだけど、一条さんが好き勝手する(本当に好き勝手する)皆にツッコんでく中で
どういうニュアンスでいじればいいか、ってのを自然と軌道修正してきて、いつも通りに脱線しそうな皆をうまいこと未遂で防げるようになってたかな、と。
脱線トークの片鱗はゆず姉の右手ほくろ疑惑(中指付け根にほくろがあったら超人気者の証、っていうトークにゆず姉が私もあるよ!とがっつり食いつく)で見られて、
正直聞きたさあったんだけどこれもさきっちょだけで終わっててまぁ結果的にはよかったのかなぁ。



企画自体、過去のリリパのテンプレをなぞりました!って印象でよくも悪くも変わんないな、と。正直企画自体面白いか、って言われたらそうでもないのもあったものの、
企画をくさしたりバカな事言いながらも振り回される皆になんか実家のような安心感があって「あぁいつものリリパだなぁ」と感じずにはいられませんでした。
クリティカルだったのは後出しジャンケンで、これたぶん普通の(若手の多い)アニメイベなら「いやいやそりゃねーよ真面目にやれって…w」って失笑されるような展開だったと思うんだけど、
10何年もやっててキャストも高齢化してきたし衰えもあって当然だよね、っていう暗黙の了解があるこのコンテンツだからこそ笑いとして成立したようなそんな印象があります。

シャッフルアフレコのPPTPコラボ(?)は賛否真っ二つに割れそうだけど、なんかもう前々から彼女ら公然とネタにしてるし、何より演ってて楽しそう、ってのが見てて感じられて自分は好きでした。
ネタとしての面白さとなんかすげー楽しそうにやってるクソを見てしまった、っていう毛色の違う楽しさを目の当たりに出来てなんかもうよかったな、って。
ただ、反射神経ボタンのやるぐらいならシャッフルアフレコもひとつ増やせよwてのが正直ねーあってねーもったいないね〜_(:3」∠)_



感服したのが新入り3人娘さんの立ち回り、身のこなしのうまさ。ベテランキャスト陣の暴投にも近いふりに最適解で応えて場を盛り上げる日笠さん、
元からちょっとずれた言動は感じてたけども「あなたはホームラン級のバカです(意訳)」っていう手相診断結果が出て以後、いい意味で開き直ってさらに暴投ぶん投げるとまっちゃん、
そんな2人をさらに引き立てるような言動をして2人の面白さをより印象づけてくる佐藤さん、と。
基本キャスト陣のgdgd(最初に書いた脱線含めて)とツッコミを楽しむ色合いが強くて、今回もその気のあったリリパに新しい風を吹き込んでくれたように思いました。
アニメイベありきで育った新世代の声優さん、とでも言うのか。もし次がまたあったら年老いた皆(観客含む)を引っ張っていってほしいな。



そして今回のダークホースが手相で有名な芸人さん(名前忘れた)
ま〜〜もうとにかくくさすわくさすわw
たぶんわっしーと一条さんのツッコミを見てその方向でいくと笑いがとれる、盛り上がる、と芸人の嗅覚で判断したんだろうけど、
ともすれば不快な悪口ともとられかねないギリギリの2歩手前ぐらいのラインを始終攻め続けてたように見えました。
ただ、あれをいじりネタとして成立させてしっかり笑いに昇華させてた事にキャスト陣、特に3人娘さん達には本当もう脱帽。
ベテラン陣はもう海千山千だから少々失礼ないじり方されたとこでのり方もいなし方も堂に入ったものだったけど、その点でも3人娘さんは見劣りしなくて、
あの勢いで攻めてくる芸人さんと互角かそれ以上に渡り合ってるように見えました。本当いいもの見せてもらったし楽しませてくれてありがとうございました。



帰ったらすっかり見忘れてたVの映像を見ないとなぁ